オブザバトリーで開催中の企画展

芸術家の人生 – トーベ・ヤンソン
2024年4月20日 – 2025年5月19日

トーベ・ヤンソンは、世界的に著名なフィンランドの芸術家です。最もよく知られているのはムーミンの作者としてですが、その横顔は、画家、挿絵画家、コミックス作家、風刺画家、そして小説家と多彩でした。ムーミン美術館のオブザバトリーにて開催されるこの企画展では、ムーミン以外の作品やヤンソンの人生の一端を、油彩画や初公開の挿絵を通して紹介します。トーベ・ヤンソンは、芸術家として、人として、また女性として、果敢に自分自身を貫きました。そんな人生は平坦ではなく、仕事、人間関係、激情、愛、そしてドラマと波乱万丈でした。

トーベ・ヤンソンのムーミン本における一貫したテーマは、友情、平等、平和的共存、多様性への理解、そして大小問わず人生のあらゆる局面を楽しむこと。ヤンソンは、自書の中で戦争や孤独、人間関係での葛藤や死など、人生の困難な局面を比喩的に度々取り上げています。同様のテーマはヤンソンのムーミン以外の小説や短編にもみられます。トーベ・ヤンソンはその多彩なキャリアの中で、画家であることを最も重要視し、具象、抽象画に加え、パブリックアートも制作しています。この企画展は、そんなトーベ・ヤンソンの多彩な芸術家人生を顧み、同時にヤンソンの人生の段階や人間関係、またそれに伴う困難、喜び、愛をも探っていきます。企画展の展示案内はフィンランド語と英語のみとなります。

Tove Jansson. Lehtikuva / Reino Loppinen